BR01を受け継ぐシリーズ。装着感、機能の点でもBR01を補完し、ムーブメントの機能やケース素材、ダイアルカラーにより各種のバリエーションを展開しています。アプライドインデックスを採用し、エレガントなスタイルを確立。

【INSTRUMENTコレクション BRシリーズ】

2005年に発表した「BR01」は、ベル＆ロスの存在感を一挙に引き上げました。飛行機のコックピットのメーターをモチーフにした46㎜の角型ケースは、大ぶりな時計が注目されていた当時でも大きな衝撃を与えました。

パイロットウォッチに不可欠な視認性の高さ、100ｍ防水、傷がつきにくい素材の採用など、時計として非常に高い完成度をもちながら、斬新でスタイリッシュなデザインを取り入れたBRシリーズは、軍関係者やミリタリーファンだけでなく、ファッション業界をも魅了しました。とりわけラルフ・ローレンがBR01を自社の広告ビジュアルに取り入れるほど惚れこんでいたことはよく知られています。



その後2006年には「BR03」を発表。BR01のデザインと性能を踏襲しつつ、実用性と装着性を求めてできた「BR03」は、42mmのケースサイズでデイト表示を追加。骨格が細い日本人の腕にもフィットし、BR01よりコストパフォーマンスにも優れています。また、女性向けとして開発された「BRS」は「SLIM」「SPECIAL」「SMART」をコンセプトに、39㎜のケースサイズとバリエーション豊富で華やかなデザインを展開。ユニセックスで使えるものも多いため、小ぶりなサイズをお探しの方にもおすすめのシリーズです。

【VINTAGEコレクション】

スクエアケースの「BR」のイメージが強いベル＆ロスですが、それよりも前に登場していたのが「ヴィンテージ」です。1997年、ジンから独立したベル＆ロスが第1作目に発表したこのモデルは、1940年代の軍用パイロットウォッチにインスパイアされたデザインで、「BR」シリーズとは異なるクラシカルな風合いのラウンドケースを特徴としています。

その後、度重なるマイナーチェンジを経て、2010年には角形BRの文字盤意匠を取り入れ、名称も「ヴィンテージBR」に変更。これにより、ヴィンテージと角形BRは対をなす関係となり、さらなる人気を獲得しました。そして2017年、ヴィンテージの第3世代を発表。ケースを小型化し、時計のフォルムをフラットにする事でよりスタイリッシュなモデルへと進化しました。オールドパイロットウォッチのアイデンティティは堅持しながら、ベル＆ロスならではのフィルターを通して現代に蘇らせたモダンヴィンテージなデザインは、ビジネスシーンでも取り入れやすい人気のコレクションです。